おしっこ汚れを落として消臭するには
子犬のうちはトイレのしつけに時間がかかりますし、高齢の犬も時々粗相をすることがあります。そんな時、おしっこの汚れを落とし、家の中がおしっこ臭くならないようにする簡単な方法があります。それは、掃除用の "重曹" です。犬を飼っている人は常にストックしておくと良いでしょう。ペーパータオルでおしっこをできるだけ吸い取った後、重曹4分の1カップほどを、湿った部分に均等に振りかけます。重曹が残っている汚れや臭いを吸収してくれるのです。
できれば重曹がかかった状態で一晩置いてから、掃除機で吸い取るか、雑巾で拭き取ってください。この方法は、出来立てのシミに最も効果的ですが、古いシミや乾いてしまったシミにも有効な場合があります。
ドッグフードは別容器で保管すること
時々、ドッグフードの袋が開いた状態で保管している飼い主さんがいますが、それはあまりおすすめできません。袋が開いたままだと虫が寄ってきたり、湿気で腐ってしまったりと、衛生面で問題が生じる可能性があるからです。ですがその対策はとても簡単です。ドッグフードの袋を開けたら、残ったフードを清潔で乾いたプラスチック製の容器に移し、蓋で密閉するだけです。
ペットのためにまたお金を使わなきゃいけないのか...と思う方がいるかもしれませんが、適切なサイズの容器はネットで20ドル以下で手に入りますし、ペットショップだともっと安い値段で手に入るかもしれません。
犬に薬を飲ませる際のハック
これはとても当たり前のことのように思えるかもしれませんが(飼い方の本の一番最初に触れるような内容です)、犬に薬を飲ませなければならないときに、これを思いつかなかったり忘れてしまったりする飼い主は意外と多いのです。薬を食べ物に混ぜて与える際は、ウェットフードのような風味が強く、香りの強い食べ物で薬の不快な味をごまかせるものがいいでしょう。それにより、犬が噛んだり飲み込んだりしている間、薬の味を感じることはありません。
ですがすべての薬が食べ物と併用できるわけではありません。この方法を試す前に、必ずその薬は食事と組み合わせても問題ないかどうかをかかりつけの獣医さんに相談してください。
歯磨き粉に慣れてもらうには
口の中は細菌が繁殖しやすいため、人間は1日に2〜3回、歯磨きやマウスウォッシュなどで洗浄することが推奨されています。しかし犬にいたっては、最初は歯磨き粉の味に抵抗がある子が多いみたいです。どうやったら新しい味に慣れてくれるでしょうか?歯磨きの前に、愛犬のお気に入りのおもちゃにちょこっと歯磨き粉をつけて数回遊ばせてみてください。そうすれば歯磨き粉に触れることが無理やりではなく自然に感じられるようになり、実際に歯磨きに使おうとしても抵抗しにくくなります。
歯磨き粉は必ずペット用のものを使ってくださいね。人間用の歯磨き粉を誤って飲み込んでしまうと身体に害を及ぼしますが、ペット用の歯磨き粉は消化しても安全です。
穴堀場を作ってあげる
地面を掘ることは犬のDNAです。家畜化された犬の祖先は、厳しい環境から身を守るため、あるいは骨や食物を貯蔵するために地面に穴を掘っていました。愛犬の自然な衝動を無視して、庭を掘り返すのをやめるように丁寧にお願いするのは非現実的かもしれませんが、犬の穴掘り衝動をある特定のスペースに向けることは可能でしょう。庭の中で犬が好きなだけ掘れる場所を選び、その場所をレンガや木製パネルで囲み、やわらかい土や砂を入れてあげましょう。
そこにおもちゃを繰り返し置いておくことで、掘った場所が "自分の場所" であることを犬に覚えさせます。やがて犬は他の場所を掘り返さなくなり、決まった場所のみを掘るようになるのです。
タオルを使ってノミ退治
犬は一日に数回、後ろ足で体を掻くのが普通です。しかし、もしあなたの愛犬が何日にもわたり頻繁に体を掻いていることに気づいたら、ノミがついているかどうかをチェックする必要があります。ノミは非常に小さく、特に毛量が多かったり黒い毛をした犬では見つけるのが難しい場合があります。その場合は、白いタオルの上に犬を横向きに寝かせ、ブラッシングしてあげましょう。簡単にノミを見つけやくなりますよ。
ノミは早めに発見することが大切なので、こまめにチェックしてあげるとよいでしょう。ノミの発生を放置すると、愛犬に深刻な健康被害を与える可能性があります。また、早く気づかないと、獣医さんによる治療も困難になります。
毛掃除にはゴム手袋も使える
ソファカバーの洗濯中に愛犬がソファに飛び乗ってきちゃった?ドライヤーシートを使い切っってしまった場合(上記参照)、台所用のゴム手袋を使うのも犬の毛を簡単に掃除する方法のひとつです。ゴム手袋を手にはめ、ラグやソファ、あるいは自分の服の上でこするだけで毛を一網打尽にすることができます。この時、ゴム手袋に静電気が発生するため毛をかき集めてくれるのです。
台所にはゴム手袋を、そして愛犬の毛掃除には専用のゴム手袋を用意しておくといいかもしれませんね。ゴム手袋は毛掃除のたびに洗って保しておけば、何回も繰り返し使えるのでとってもエコです。
ドライシートで抜け毛をオフ
愛犬と戯れることは、人間にとって喜びでもあり癒しでもあります。でも、ひと通りの戯れが終わり、自分の洋服を見てみると、大量についた犬の毛にショックを受けるでしょう。そしてその洋服についた犬の毛をきれいに取り除くのは非常に面倒です。ですが粘着クリーナー(コロコロ)を買い忘れても、"ドライヤーシート" があれば大丈夫。ドライヤーシートで洋服をこすれば、ほら、簡単に毛が取れます!もうコロコロを使う必要ありません。そしてこのテクニックは、家の中のあらゆる部分に応用できます。
ですがひとつ注意事項があります。ブラッシング代わりに、ドライヤーシートで犬を直接こするのはNGです。ドライヤーシートには化学物質が含まれているため、それが犬の身体に付着してしまったり、犬が毛づくろいをした時に摂取してしまったりする可能性があります。
チェストリーシュやハーネスを使ってみよう
一般的な首輪は、散歩中の愛犬をコントロールのにとても有用ですが、ブルドッグのような顔が平たい犬種にとっては、首輪をしていると呼吸困難を引き起こす可能性があるため非常に危険です。そのような犬種には、チェストリーシュやハーネスを使ってあげると、首への負担が少なくより安全に愛犬をコントロールできます。
ですがチェストリーシュやハーネスには、首輪よりも装着に時間がかかるという欠点があります。また、首輪の方を好む犬もいますので、ペットショップなどで実際に愛犬に試着してみてから決めましょう。
よだれのシミを簡単に落とす方法
犬が家具を汚す原因は、おしっこだけではありません。よだれもシミや汚れの原因になります。ですが、すでにお家にあるものを使って、簡単にそのシミを取り除くことができます。ボウルにお酢1/4カップと水1カップを入れ、食器用洗剤と重曹を各小さじ1杯ずつ加えます。この混ぜ合わせた液をスプレーボトルに入れ、よだれのシミにスプレーするだけです。(ただし洗える素材に限ります)
スプレーした後は10~15分ほど放置してください。スプレーボトルがない場合は、白い布に作った液を含ませて、シミのある部分をこするのでもOKです。
クルミのパワーに注目
木製の家具は、住まいに素敵な質感と色彩を与えてくれます。しかし、愛犬はそんなことおかまいなしに、高価な木製テーブルの脚を引っ搔いたり嚙んだりして、その美観を壊してしまうかもしれません。ですが幸いなことに、木材についた軽い傷を消すための意外なハックがあります。生のクルミを引っ搔き傷にこすり付け、クルミのオイルを染み込ませてみてください。何度かこすってから、指でやさしくオイルをなじませ、最後にやわらかい布で余分な油分を拭き取ります。ほとんどの傷はこれで消えますよ。
ただ注意点があるとすれば、この方法は軽い引っ掻き傷にはよく効きますが、深めの傷にはあまり効果がありません(犬の爪でそこまでの傷がつくことはまずないでしょうが)。
マフィントレイで愛犬を楽しませよう
犬に関して素晴らしい点のひとつは、とてもシンプルなものでも楽しんで遊んでくれるということです。なので、必ずしもペットショップでわんちゃん用の凝ったおもちゃを買う必要はないのです。代わりに自宅にあるものを使って、犬を夢中にさせることができます。例えば、マフィンのトレイ。トレイの穴にテニスボールなどの小物を入れて、地面に置きます。すると犬は、穴から小物を掘り出したり、逆に穴に入れたりして遊んでくれるのです。
遊び終わったらマフィントレイはよく洗いましょう。いつかまた本来の目的であるお菓子作りに使いたくなるかもしれませんし、犬の匂いや味がするマフィンは嫌ですからね(笑)
おもちゃもDIYしよう
長い棒にロープとおもちゃをつけた "テイルティーザー" は、犬を飼っている人には必須アイテムです。釣り竿のような形状をしていて、先端についたおもちゃを追いかけることで、犬本来の狩猟本能を刺激し、狭いスペースでも運動させることができます。そしてこれはご自宅で簡単にDIYできるので、わざわざ買う必要はありません。まず、約1.5mにカットした塩ビパイプに、細長いロープを通します。そして、ロープがパイプから抜けないように片方を固く結びます。
反対側のロープの端に犬のおもちゃ(古着などを編んだようなものでOK)を結べば、あら簡単!犬用おもちゃが安上がりで出来上がります。これで愛犬も疲れ果てるまで遊べますね。
自家製犬用アイスキャンディー
人間が夏にアイスキャンディーやアイスクリームで涼むのが好きなように、犬も冷たいものを味わう爽快感が大好きです。家庭で作る場合は、バナナやイチゴなど犬にとって安全な果物と水を混ぜ合わせるだけでOK。それをアイスキャンディーの型に入れ、冷凍庫で30分ほど冷やします。冷凍庫から取り出し、アイスキャンデーの棒となる犬用ビスケットを挿し込みます。再度冷凍庫に戻し、6時間ほど冷やせば完成です。
ギリシャヨーグルトは犬の胃腸にとても良いので、水に少し混ぜてあげるのもおすすめです。小型犬なら大さじ1杯、大型犬なら大さじ2杯入れると、アイスキャンディーの栄養価が高まりますよ。
ハチに刺されたときの対処法
犬は非常に好奇心旺盛で、外で遊ぶのが大好きな生き物です。しかしその性質が故、ハチなどの危険生物に近づきすぎてしまい、トラブルを招くことが多々あります。もしあなたの愛犬がハチやスズメバチに刺されてしまった場合は、まずピンセットで皮膚に刺さっている針を取り除くことから始めてください。次に、重曹と水を混ぜてペースト状にし、それを刺された患部に塗ります。これによりハチの毒が中和され、刺された部分の痛みや腫れが軽減されるはずです。
ただ、その応急処置をした後も、できるだけ頻繁に愛犬の状態を確認することを忘れてはいけません。刺されてから数分後にひどく腫れた場合、または愛犬の頭、口、鼻などを刺されて呼吸困難に陥っている場合は、ただちに動物病院へ連れて行ってあげましょう。
野菜と果物で愛犬の食生活を多様化させよう
犬は人間と同じ雑食性(野菜も肉も食べること)なので、いろいろなジャンルの料理を楽しむことができます。そこで、たまには栄養価の高いおやつを与えてみてはいかがでしょうか?ビタミンや食物繊維が豊富なリンゴは、凍らせたものを細かく切って与えれば、夏にピッタリのおやつになります。また、少量のバナナやキュウリも、愛犬はきっと喜んでくれるでしょう。ちょっと太り気味の子には、このような低カロリーのおやつが非常におすすめです。
"人間の食べ物" の中には、犬が食べてもまったく安全で健康的なものもありますが、逆に犬が食べてはいけない特定の果物や野菜もあります。愛犬に食べさせたことのない果物や野菜を与える場合は、事前にかかりつけの獣医さんに相談してくださいね。
良いソファカバーに投資!
一部の犬種は毛が非常にたくさん抜けます(アラスカン・マラミュートを飼っている人は、みんな激しく同意してくれるでしょう)。ですがほぼすべての犬種において、ある程度毛は抜けるのです。そのため、ソファがすぐに毛だらけになってしまってお困りの人もいるでしょう。そんな時はソファにカバーをかければ、メンテナンスがとっても簡単になります。カバーが犬の毛で汚れたら(犬によっては数日~数週間で汚れます)、ソファから外して屋外でパタパタするか、洗濯機で洗うだけでいいのです。
結局のところ、ソファー用のカバーを購入する方が抜け毛の少ない別の犬種と交換するよりもずっと安く、手間もかからないんです。あ、冗談です、冗談!
犬用ベッドをDIYしよう
犬用ベッドをDIYするのは驚くほど簡単で、お手軽に節約できます。また、裁縫をやってみたい思っている人であれば気軽に挑戦できますし、リスクの少ないプロジェクトでしょう。まず、使い古したやわらかい生地のセーターの中に、安価な手芸わたや詰め物(近所の手芸店で簡単に手に入ります)を詰めます。その後、首と袖を縫い合わせ、詰め物が外に出ないようにすれば完成です。
このDIY犬用ベッドはコストパフォーマンスが良いだけでなく、今までだったら捨てていたかもしれない古着を再利用しているので、環境にも優しいのです。一石二鳥ですね。
排水溝の詰まり対策
定期的に愛犬をお風呂に入れることは大切ですが、犬の毛を排水溝に詰まらせないようにすることも大切です。愛犬と排水溝の両方を清潔に保つにはどうしたらいいのでしょうか?そのためには、赤ちゃん用のお尻拭きシートを排水口に置き、その上から栓を押し込んでください。そして浴槽にお湯を張り、愛犬をお風呂に入れます。お風呂が終わったら栓を抜きます。すると、お尻拭きシートがフィルター代わりになり、水だけを排水溝に流してくれるのです。
ですが毛量の多い犬種の場合は、排水中に1〜2回、ご自身の手で犬の毛を取り除く必要がありますのでご留意ください。
歯磨きが楽になる方法
特に初めて歯磨きをする場合、ブラシを口に入れられることに抵抗するわんちゃんはたくさんいるでしょう。歯磨き粉の味に徐々に慣れさせる以外にも、愛犬にとって歯磨きを不快なものにしないために、飼い主ができる重要な準備段階があります。まず、犬の頬(歯茎の外側あたり)をやさしくマッサージしてリラックスさせましょう。次に、歯ブラシではなく、人差し指に医療用のガーゼを巻き、それで歯茎や歯を優しくこすってあげましょう。
この一連の作業を数回繰り返すと、犬は口の中を触られることに慣れるので、犬用の歯ブラシと歯磨き粉を使った本格的な歯磨きをおこなってもイヤがる可能性が減るのです。
いつもの食事に変化を
人間同様、犬もおいしい食べ物が大好きです。愛犬にはドライフードを与えるのが一般的ですが、食べる前にお湯をかけてあげるといつもよりさらにおいしい食事に変化します。お湯でドライフードがふやけて食べ応えが増し、さらに香りも広がるので、いつもの食事が4つ星レストランのような味わいになるのです。
もちろんドライフードは犬の歯に良いので、この食べ方は時々試してみるといいでしょう。また、お湯とフードを混ぜたものを長時間放置しておくと雑菌が繁殖する可能性があるので、注意が必要です。
エッセンシャルオイルを使ってみよう
一般的に獣医さんは、成犬の皮膚や毛を健康で清潔に保つために、4週間に1度お風呂に入れることを推奨しています。なので1か月を過ぎると、家具(ソファ、ベッドなど)に犬の不快な臭いが付きやすくなります。犬をお風呂に入れていない期間に家の中を爽やかな良い香りで保つには、カップ1杯の重曹に15滴ほどのラベンダーオイルを混ぜ、それをソファやベッドに振りかけましょう。一晩置いて、朝になったら掃除機をかけてください。
ラベンダーの香りが好みではない場合は、他のエッセンシャルオイルを使ってもよいでしょう。ただ、この方法をご自宅で試す前に、必ずそのエッセンシャルオイルが犬にとって安全かどうかをかかりつけの獣医さんに確認してください。
離れたところから採尿
正直、健康診断などで自分の尿を容器に入れて病院に提出するのは、少し気が引けますよね。ですがお医者さんにとって尿は体の状態を知るための重要な手段であり、愛犬の健康状態を知るためにも同じことが言えるのです。ただ、愛犬を大人しく座らせて、狙いを定めてコップに排尿させるのは不可能ですよね。そこで、柄の長いスプーンを使えば簡単に愛犬の尿を採取することができます。
スプーンの柄が長いので、尿意をもよおした愛犬の下にさりげなく置くことができ、愛犬をびっくりさせることがない距離から採取できるのです。
エコバッグが歩行補助具に早変わり
変性疾患や加齢により、犬の後ろ足が不安定になり歩行が困難になることがあります。そんな時は、人間が杖を使って歩くように、簡単な器具を使えば障害を持つ犬も自力で移動できるようになります。スリング(吊り具)をDIYすることで、犬の後ろ足にかかる重さを軽減してあげましょう。作り方は簡単で、布製のエコバッグの側面を切り、犬のお腹あたりにくるように巻き付けるだけです。
散歩に行く際は、エコバッグの持ち手部分を持って、犬の体重を支えながら歩かせてあげましょう。
お手製シャボン玉で遊ぼう
犬も子どもと同じようにシャボン玉を追いかけるのが大好きです。ですがおもちゃ屋さんに売っているようなシャボン玉キットをわざわざ買うのはもったいないですよ。プラスチックコップの底にハサミで小さな穴を開け、その穴にプラスチックストローを差し込んでください。そしてボウルに水3カップと食器洗い用洗剤半カップをゆっくり混ぜて、シャボン玉液をつくります。プラスチックコップの口をシャボン玉液に浸し、ストローに息を吹き込めばシャボン玉の出来上がり。
これは小さなお子さんがいて犬を飼っているご家庭にぴったりのアクティビティです。子どもはシャボン玉キットを自分で作り、それを使ってシャボン玉を作れますし、犬はそのシャボン玉を追いかけて楽しむことができるのです。ただし、シャボン玉液に含まれる洗剤が下痢を引き起こす可能性があるので、犬が飲み込んだり食べたりしないように注意してください。
バンダナの有用性
愛犬にバンダナを巻いてあげることは、スタイリッシュに見せるだけではありません。より重要なのは、公共の場で愛犬の視認性を向上させることです。鮮やかな色や反射材を使用したバンダナは、夜間に散歩をしていもドライバーから視認してもらえますし、ドッグランで他の犬たちと遊んでいる時に自分の愛犬がどこにいるのかを一瞬で認識することができます。
もしくは暑い日に散歩に行くとき、バンダナを冷水に浸してから首に巻いてあげてください。きっと愛犬にとって快適な散歩の時間になるでしょう。
子ども用プールを再利用
もしあなたが成長した子どもがいる親なら、子ども用のビニールプールが押し入れのどこかで埃をかぶっているのではないでしょうか?その埃を払い、空気を入れて膨らませ、水を入れて、愛犬を驚かせてみませんか。夏になったら冷たい水に浸かってリラックスするのが大好きになることでしょう。特に毛の長い犬種は暑い気候が苦手なのでなおさらです。
このハックは、愛犬が涼める自然の水域(湖や川など)から遠く離れた場所に住んでいる飼い主さんに特におすすめです!
知育パズルを試してみよう
愛犬を楽しませる方法(ボール遊びなど)はたくさんありますが、飼い主は愛犬だけではなく、子どもや仕事など、他のことにも集中しなければならない時があります。そんな時に愛犬が一人遊びできるよう、犬用の知育パズルを使ってみてはいかがでしょうか。このパズルは、鼻や足、歯などを器用に使って取り外さなければならないカバーの下におやつを隠します。パズルによって難易度がさまざまあるので、愛犬を肉体的、精神的に刺激する素晴らしい方法です。
愛犬にパズルのおもちゃを買うよりも安上がりな方法は、家の中や庭におやつを隠して、おやつの時間をワクワクするようなアクティビティに変えることです。自分が大好きなおやつを探すのは人間も犬も楽しいものなのです。
ガラスワイパーを使って毛を集める
通常、椅子やカーペットについた犬の毛を取り除くには掃除機を使うのが一番手っ取り早い方法です。ですが、掃除機がない、あるいは掃除機が壊れている場合はどうしたらいいのでしょう?そんな時は、窓やお風呂場の床の水を切るときに使用する平らなゴムの刃がついた道具、"ガラスワイパー" を使うのがおすすめです。ガラスワイパーについている汚れを落として1分ほど乾かしたら、犬の毛がついている家具に使うだけです。
数か所に毛を集めたら手袋をして "毛玉" を拾い上げ、ゴミ箱にポイッと捨てるだけ。掃除機はもう必要ありません!
おうちで爪切り
犬の爪は伸びすぎてしまうと歩きにくくなってしまうだけではなく、遊んでいる拍子に剝がれてしまう危険性があります。その場合、高額な治療費が飼い主にのしかかります。なのでできれば定期的に愛犬の爪を削ったり切ったりして、長さを整えてあげましょう。爪のお手入れは、だいたいの犬がイヤがって抵抗するため飼い主にとっては忍耐力が必要になりますが、長期的にみるとかなりのコストを削減になります。トリマーキットを購入すると25~60ドル、トリミングサロンに頼むと1回で15~20ドル程度かかりますから。
愛犬がまだ小さいうちから爪切りを始めると、その行為に慣れて成長してもリラックスして爪切りをさせてくれるようになります。抵抗されずに爪切りができるだなんて...と夢見た飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ダニに気を付けよう
特に屋外で長い時間を過ごす犬は、マダニに刺されやすく、それにより関節に炎症を起こすなど、健康上の問題を引き起こす可能性があります。それを防ぐには、定期的に愛犬の皮膚、耳、足先、顔、首など(基本的に全身を)手で触って、マダニが付着していないかチェックしてください。マダニが皮膚に付着している場合はまず、医療用手袋を着け、ピンセットを消毒してください。ピンセットでマダニをゆっくりと引き抜き、消毒用アルコールを入れた小さな容器に落とし、犬の傷口を消毒します。
その後、愛犬の歩行がおかしい、異常に疲れやすい、または食欲がないなどの症状が出る場合に備えて、数日間は除去したダニを保存することをお勧めします。その後、そのマダニを動物病院へ持って行き、愛犬が何かしらの感染症にかかっていないか検査を受けてください。
ボール遊びのやり方をポップコーンで学ばせる
ボール遊びは、すべての犬が最初から理解できる直感的なゲームだと思っていませんか?ですが犬の中には少しトレーニングが必要な子もいますし、あなたの愛犬も最初はその概念を理解できていなかったかもしれません。飼い主が投げたものをすべて追いかける習慣をつけさせるには、ポップコーンのような犬が絶対に追いかけたくなるようなおいしいものから始めるといいでしょう。その後、最終的にはボールや他の犬のおもちゃをキャッチして持ってくることができれば、晴れてトレーニングは終了です。
ただし、犬に投げるポップコーンはバターや味付けをしたポップコーンや甘いポップコーンではなく、プレーンなポップコーンを使ってくださいね。
ご褒美を使ってしつけをする
愛犬にしつけをする場合は、飼い主の言う通りに正しく出来たら必ず褒めてあげ、ご褒美(おやつ)をあげましょう。それを何度も繰り返すことにより、犬は徐々に正しい行動を覚えるようになります。犬の安全のために(そして飼い主のためにも)、名前を呼んだらすぐに来るようにすることが非常に重要です。名前を呼んだらすぐに来るようにするためには、最初の5~10回は好きなおやつをあげるようにしましょう。
犬は次第に飼い主の声に反応することに慣れてゆき、やがておやつのご褒美無しでも反応するようになります。
餌や水を入れたボウルを高めに置く
犬を飼っている人のほとんどは、餌を入れたボウルを床に置いていますが、できればボウルを置く位置を少し高くすることをおすすめします。まず、ボウルの位置を高くすることで犬の口の高さに近づくので、食事の際に首や足の関節にかかる負担を軽減できる場合があります。これは特に大型犬や運動機能の低下した老犬にとって重要なことです。また、ボウルの位置を高くして固定すれば、犬がボウルを床に押し付けてしまうことによる汚れや傷も最小限に抑えられます。
犬の大きさに合わせてきちんとデザインされた食器スタンドを買うのもいいですし、使わない箱の上にボウルを置いて高さを上げてもいいでしょう。
DIY粘着クリーナー
ガムテープがさまざまな用途に使えることはよく知られていますが、掃除用具として使えることはあまり知られていないかもしれません。犬を飼っている人なら、掃除用にガムテープを買っておいて損はありません。ガムテープの粘着面を上にして麺棒に巻きつけ、ソファなどの家具の上で転がして毛をとるのです。麺棒が家にない場合は、手にテープを巻いて代用することもできますよ。
簡単に犬の毛を掃除する方法がこんなにたくさんあるのに、わざわざ粘着クリーナー(コロコロ)を買うのはもったいないですよね。この方法とドライヤーシート、ゴム手袋、ソファカバーを組み合わせれば、犬の毛対策はばっちりです。
肉球の保湿ケア
人間が肌が乾燥したり、ひび割れたりしないようケアするように、愛犬の肉球も保湿などのケアをすることが大事です。それにより皮膚を健康に保ち、かゆみを防ぐことができます。犬は肉球をなめることがあるので、人間用のローションや保湿剤は使わず犬専用のものやシアバターなどの天然成分で作られたものを使うようにしましょう。犬の肉球の保湿に何を使うにしても、ローションが皮膚にしっかりすり込まれていることを確認してください。
保湿ケアは、肉球がひび割れたときなど、必要なときだけおこないましょう。肉球がすでに柔らかい場合は、保湿をするとかえって肉球が柔らかくなりすぎて凸凹のある路面を歩いたときに過敏に反応してしまうことがあるので注意しましょう。
おもちゃにおやつを入れてみる
家にある物をリサイクルして愛犬のおもちゃを手作りする方法は数多くありますが、犬にとって非常に効果的で楽しいおもちゃが存在します。それは、"コング" というおもちゃです。これはおそらく世界で最も広く使われている犬のおもちゃで、その人気の理由は、おもちゃの中に食べ物を入れることができるというポイントに尽きます。それにより犬は何時間もこのおもちゃを噛んで中に入っているものを取り出そうとするのです。
コングはお手頃価格で、非常に耐久性のあるおもちゃです。そして犬の年齢や体重に合わせて設計された、さまざまなラインナップがあるのも魅力の一つです。
古着が犬のおもちゃに早変わり
犬を飼っているなら、着なくなったシャツやパーカー、セーターなどは絶対に捨ててはいけません。だってこれらの古着は完璧な犬のおもちゃに生まれ変わることができるのですから。まず生地を細長く切って、それを三つ編みにし、両端を結ぶだけです。これを使えばペットショップで売っている同じようなロープやおもちゃを買うのと同じくらい効果的で、より環境にやさしい方法で愛犬を楽しませることができます。
裁縫が好きな人は、古着に綿を詰めて縫い合わせたおもちゃを作りたくなるかもしれませんが、これは愛犬がそのおもちゃを引き裂いてしまった場合に部屋の中がめちゃくちゃになるかもしれないので、検討が必要かもしれません。
子どものお古のぬいぐるみを再利用
子どもは成長とともにぬいぐるみに興味を示さなくなるので、使わないおもちゃの箱に入れられて埃をかぶっている状態になっている家庭も多いでしょう。ぬいぐるみは、小児病院や低所得者層を支援する非営利団体に寄付するのが最も良い方法です。しかし、もう一つの方法は、ぬいぐるみを新しいおもちゃとして愛犬に与えることです。幼い犬ほどぬいぐるみに愛着を持って遊んでくれる可能性があります。子犬のときにもらったぬいぐるみを、大人になるまでずっと大切にしている犬もいますから。
もし愛犬もぬいぐるみを卒業したら、動物保護施設に寄付して恵まれない犬たちが遊べるようにしてあげましょう(もちろん、そのぬいぐるみが愛犬の歯に耐えることができればの話ですが)。
引っ張りっこして遊ぼう
愛犬と遊べるゲームのレパートリーが尽きて困ってしまったなんてことありませんか?愛犬を退屈させないための遊びが、実はたくさんあることに驚かれるかもしれません。例えば、あなたが子供の頃、運動会などで2チームに分かれて綱引きをしたことを覚えているでしょうか?これと同じ概念を犬にも適用することができます。狩猟本能のある犬は、歯で何かを掴んで引っ張ることが本能として備わっているのです。
遊ぶスペースがあまりない都市部やマンションに住む飼い主さんには特におすすめです。"引っ張りっこ" は、愛犬の大きさによっては自宅のリビングでもできますよ。